診療には、電子カルテシステムを採用しています。電子カルテシステムでは、カルテ内容の記載のみではなく、院内での血液検査、心電図検査、レントゲン写真検査などの指示出しを行い、その指示により施行された検査結果をすばやく再び電子カルテへ取り込むことが出来るシステムを構築しています。そのため、検査、診断、治療方針の決定、薬の処方などを、電子カルテシステムで一元的に管理することができます。電子カルテシステムでは、より正確かつ効率的な診療を行えます。
貧血検査、肝機能検査、腎機能検査、糖尿病検査、コレステロール検査など行います。これらの検査は15分程度で結果を知ることができます。
心電図検査には、負荷心電図検査、ホルター心電図検査があります。負荷心電図は狭心症の診断に有用です。ホルター心電図は24時間連続して心電図を記録でき、不整脈の検査として、有用です。
心エコーは循環器科で行う主要な検査で、さまざまな心疾患を鑑別して診断します。また、頚動脈エコーは、動脈硬化度を正確な数値で判定できます。この検査で得られた結果は、冠動脈や、脳動脈の硬化度に相関するといわれており、したがって、動脈硬化で引き起こされる心筋梗塞や脳梗塞などの重要な疾患が発生する危険性を予知できます。甲状腺機能は、循環器領域の中で、特に不整脈と深いかかわりがあり、その意味で、甲状腺エコーは、血液検査のみならず、直接甲状腺の状態を見ることができる有用な検査です。
コンピュータを使用した最新の現像システムを採用しております。現像液を使う以前の方法に比べてよりすばやくかつ鮮明な画像が得らます。このため迅速かつ正確な診断が可能です。
呼吸機能検査では、最近話題のCOPD(閉塞性肺疾患、気管支喘息や肺気腫など)の重症度が判定できます。